オール電化、全館床暖房を採用したあたたかい住まい
コーディネート | すまいポート21アミューあつぎ |
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設計・施工 | 一条工務店 |
家族構成 | ご夫妻+お子さま |
敷地面積 | 105.93㎡ (31.97坪) |
延床面積 | 90.96㎡ (27.50坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 介護・健康収納子育て家事動線趣味 |
設計コンペ開催日 | 2015年10月25日 |
竣工日 | 2016年10月22日 |
掲載日 | 2016年10月22日 |
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リビングダイニング
暮らしの中心となる場所なので、可能な限り広い空間に
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外観
戸建住宅が建ち並ぶ 成熟した住宅街というロケーション
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ミカンの木
ご主人のお父様が大切にしていた ミカンの木は移植して保存
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キッズカウンター
子ども部屋にはあえて机を置かず、キッズカウンターを勉強机に
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ホビールーム
ご主人のホビールームは、コンパクトで落ち着いた空間
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ダイニング
家族の団らんを大切にしたダイニング
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オープンキッチン
リビングで遊ぶ子どもが見通せるようにオープンキッチンを採用
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階段
歳を取ってからの上り下りに配慮して、階段の蹴上げは低めに設定
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浴室やトイレにも床暖房
標準仕様として浴室やトイレにも床暖房が採用されている
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操作盤
太陽光発電や床暖房の操作盤は、すべてここに集約されている
STORY
太陽光発電で売電も見込める高性能住宅
今回の住まいづくりでN様がテーマとしていたのは「快適で外出したくなくなる家」、「ストレスが掛からない家」という2つの点。
そのテーマの通り、住まいの随所には、その工夫やこだわりを見ることができます。
N様邸で特に印象深いのが居室から廊下、バスルーム、トイレに至るまで、階段とロフト以外の場所、すべてに床暖房が採用されている点。真冬でも家全体が温かいという理想の室内環境は、まさに「快適で外出したくなくなる家」を体現しています。
また、気になるランニングコストについては太陽光発電を採用することでカバーしており、キッチンなどもオール電化仕様で統一。発電した電気で使わない分は電力会社に売電することが可能です。
この全館床暖房は標準仕様とのことで、設計コンペの際には決め手のひとつにもなったとのこと。
「床暖房だと朝起きたときに床が冷たくないのが本当に心地よいですね」とご主人もその快適さにとても満足されていました。
そしてふたつ目のテーマとなる「ストレスが掛からない家」については、収納の豊富さや住まいのメンテナンスのしやすさなど、暮らしやすさへのこだわりで対応。
収納については玄関収納にはじまり、各居室のクローゼット、パントリー、ロフトなど、あらゆる空間を利用して収納が確保されています。また外壁をメンテナンスフリーのハイドロテクトタイル仕上げにするなど、手入れの手間を出来る限り抑えた仕様が採用されています。
間取りは1階に居室と書斎、2階にはリビングダイニングとキッチン、バスルームと洗面脱衣室、さらに収納スペースとして固定階段のあるロフトを設けた構成となっています。
玄関から住まいへ一歩入ると、ゆったりと広い玄関ホールが広がります。
「玄関は家の狭さを感じさせない広い空間でとお願いしました」と奥様。
さらにここには階段下のスペースを有効活用した大きな玄関収納も設けられています。そして玄関のすぐ近くにはご主人の書斎を配置。この書斎は奥様がご主人に持たせてあげたかった空間とのことで、趣味人でもあるご主人のホビースペースとしての活用を考えているそうです。
1階の居室は現状ではご夫婦の主寝室と子ども部屋がつながったひとつの大きな部屋となっていますが、将来的には部屋を区切って2部屋にできるようにレイアウトされています。
2階のリビングダイニングは対面式キッチンとフラットにつながったオープンな空間が特長。
キッチンカウンターの向かい側には、子どもの勉強用にキッズカウンターが設置されています。
ここは勉強机としての役割のほかに、ご夫婦のパソコンスペースとしても活用。LDKの広さは約16.5帖ということですが、南に面したバルコニーからの採光や2×6工法という制約の中で可能な限り設けた開口の効果もあり、広さ以上に開放感と明るさが感じられます。
ご夫妻がいつまでも健康で心地よく住めるようにという思いを込めてつくったN様邸は、その思いに十分応えることのできる心地よさにあふれていました。