変形地を有効に使った2階リビングの家
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変形地を有効に使った2階リビングの家

コーディネート すまいポート21アミューあつぎ
設計・施工 ECO HOUSE・NEO
家族構成 ご夫婦+お子様
敷地面積 95.86㎡(28.90坪)
延床面積 88.59㎡(26.80坪)
区分 新築
こだわり 収納子育て家事動線狭小地・変形地
設計コンペ開催日 2014年09月20日
竣工日 2015年05月30日
掲載日 2015年05月30日

STORY

収納や動線に工夫した快適な住まい

M様邸の敷地は、奥様の実家の隣地を、家を建てるにあたりM様が購入したもの。
敷地の形状が多少変則的なため、実際に建物が建てられる部分は少なくなりますが、無駄の無い設計でそれを感じさせないプランが提案されています。

暮らしのメインとなるのは、2階に設けたリビング・ダイニング。
ここにはキッチンのほか、ロフトへとつながるスキップフロアがレイアウトされています。
リビングは屋根の勾配を活かした高い天井が開放感を高めており、そして何より印象的なのが、大きい梁から下がっているハンモック。

「雑誌などで家の中にハンモックを掛けているのを見てとても憧れていました。家を建てるにあたり、ぜひそうしたいと思って、梁が出るようなデザインをお願いしました」。
遊び心のある空間づくりが見事に成功し、部屋全体の明るさと相まってとても楽しげなリビングに仕上がっています。

2階からロフトへとつながるスキップフロアは、将来的には子どもたちの勉強スペースにと用意された空間です。勉強机になる造り付けのカウンター、その足下は畳仕上げとなっています。
リビングよりも一段高い床面ですが、天井の高さが十分に確保されているので圧迫感はありません。
壁の一部には開口部が設けられており、そこからは隣接するダイニングが見渡せる造作に。
2階のどの場所にいても、子ども達は両親、両親は子ども達の気配が自然と感じられるように配慮されています。

ダイニングはリビングと同じ空間にありながらもロフトの下にあたるスペースを上手く利用することで、独立性を確保。
オープンなキッチンとスムーズな動線が考えられており、キッチンでつくったお料理をすぐにテーブルへと並べることが可能に。さらに隣接するスキップフロアの下部を収納とすることで、季節物のアイテムなどをすっきりと整理することができます。

1階には主寝室と将来的には子ども部屋として使用予定の居室のほか、収納スペース、浴室・洗面室等の水まわりを配置。
1階で洗った洗濯物は、そのまま1階の物干しへという動線は家事の負担を軽減します。
さらにウォークスルークローゼットや玄関脇にはシューズインクロークを設けるなど、大型収納をしっかりと確保した効率的なレイアウトにより、延床面積以上のゆったりとした広さが感じられる住まいとなっています。

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