お互いの暮らしかたを考えた 気兼ねなく過ごす二世帯の家
コーディネート | すまいポート21大崎 |
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設計・施工 | 三井ホーム |
家族構成 | ご夫婦+お子様ご夫婦 +お母様 |
敷地面積 | 2425.73㎡ (733.78坪) |
延床面積 | 279.00㎡ (84.39坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 二世帯住宅子育て家事動線 |
設計コンペ開催日 | 2018年04月09日 |
竣工日 | 2019年02月23日 |
掲載日 | 2019年06月13日 |
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外観
家族の歴史を感じさせる落ち着いた佇まい
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リビング
家族とくつろぎ、仲間と語らう大切な時間
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子世帯の玄関
右側が洗面スペースなので「帰宅したら手洗い」習慣づけに便利
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リビングから続く和室
前の家の欄間で仕立てた衝 立が、家の歴史を感じさせる
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ダイニング
空間の広さと明るさをダイナミックに使ったダイニング
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親世帯の玄関
バリアフリーを考慮。中央のドアで子世帯と繋がっている
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子ども部屋
窓からの眺めが素晴らしい。子どもの成長に合わせていずれ2つの部屋に
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親世帯のキッチン&ダイニング
外と繋がるキッチン奥のパントリーには畑で採れた新鮮な野菜が
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寝室
天窓からは星空も。LDと寝室のワークスペースで快適に仕事や勉強が出来る
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サニタリースペース
子世帯のキッチンの奥に繋がる。洗濯から収納まで機能的にまとめられている
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子世帯の3畳の和室
将来の子育てを考慮。ちょっとお昼寝など、便利に使えるスペース
STORY
「親子であってもそれぞれライフスタイルが違います。お互いに気兼ねなく暮らすために、完全分離型二世帯住宅を選びました。
すまいポート21にお願いする前に、主人と住宅展示場を回りました。普通の二世帯住宅だと2階を子世帯にすることが多いので、それとは少し違う機能的な家にしたいと思っていました」と奥様。
正面の玄関を中心に、左側の平屋が親世帯、右側の2階建てが子世帯。この玄関は親世帯のもので、子世帯の玄関は別にあります。
完全に家は分けているけれどひとつの家のようにしたいというK様のこだわりです。
すまいポート21は息子さんのお仕事のお客様から繋がるご縁。設計コンペのプレゼンテーションには二世帯4人で参加されたそうです。
間取りや仕様・予算まで、参加してくれた5社からの提案を同時に受け、比較し選べることは魅力的で良かったとのこと。
建築会社決定の決め手となったのはご家族の希望を叶えた間取りも去ることながら、担当者の方たちの熱意を含めた総合力でした。
奥様のこだわりは暖かいことと広々とした間取り。
リビングから続く和室は両側の戸が開き、三間続きにすることが出来るので、親戚がたくさん集まっても困りません。
一方、息子さんご夫婦の家は、寝室とリビングダイニングにワークスペースを設けたことで、家で仕事をする息子さんにとって、とても快適です。
また息子さんの奥様は健康空調システムによる空気の清浄さが気に入り、実際にモデルハウスで宿泊し、花粉やほこりをカットして湿度も一定に保つ快適さに感心したそうです。
もちろん女性たちにとっては家事動線や水回りも大切。奥様はたっぷり収納出来るパントリー、息子さんの奥様はランドリールームのすぐ隣りにクローゼットのある機能的な仕様に大満足です。
住み始めて約3カ月。
農作業で忙しく、まだ新居でゆっくりする時間がないというK様ですが、今後はリビングで映画を見るのが夢だそう。結婚後仙台で暮らしていた息子さんご夫婦。
奥様は新しい二世帯での暮らしについて「今はまだ助けられてばかりなんです。こっちに来て慣れないこともたくさんあるんですけど、農作業もお手伝いしながらこのおうちに馴染んでいけるよう、一緒に家を守っていけるよう過ごしていきたいです」と語ります。
2階の窓からは水が入ったばかりの田んぼの、美しい景色が広がります。
高断熱・高気密な新しい家になってから、風や雨音も聞こえにくくなったそうです。
家の中にお孫さんの声が響くのも、そう遠くないかもしれません。