暖かさと使いやすさにこだわったベーシックな家
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暖かさと使いやすさにこだわったベーシックな家

新築施工事例

暖かさと使いやすさにこだわったベーシックな家

コーディネート すまいポート21大崎
設計・施工 日沼工務店
家族構成 ご夫婦 お子様
敷地面積 323.66㎡(97.90坪)
延床面積 124.50㎡(37.66坪)
区分 新築
こだわり 子育て家事動線
設計コンペ開催日 2017年11月26日
竣工日 2018年06月08日
掲載日 2019年02月04日

STORY

二階の天井を開けると、そこにこの家の暖かさの秘密が隠されていました。

「この家を建てる時に一番こだわったのは、暖かさと使いやすさ。嫁が異常に寒がりなんですよ」とおっしゃるM様も和歌山出身、奥様は山梨の出身です。秋田に本社を置く建築会社の断熱に優れた工法に惹かれました。

お子様は3歳の息子さんと、1歳半になる娘さんのおふたり。これまではアパートを借りての生活でしたが、これからは子どもたちの人生を考えた暮らしを大切にしたいと家を建てました。
できるだけコストを抑えて良い家を建てたいと、住宅展示場を見に行ったり、情報収集をするなかで、すまいポート21と出会いました。
「展示場にあるようなブランドのものがいいのは当たり前だし、価格が高過ぎました。良質なものを私たちの手が届く価格で提供してくれる会社の中からいいものを探したいと思ったんです」と、設計コンペをすることにしました。

設計コンペに参加できるのは5社。エントリーした9社について、会社の工法などを調べたりモデルハウスを訪ね、5社に絞りました。

「設計コンペのいいところは、アイディアにしても値引きにしても競争心理が働くことですね。こんな間取りもあるのかと参考になりますし」コンペで1社に決まってからも、担当者と打ち合わせを重ね、図面を書き換えました。子ども部屋や収納の大きさなどこだわりをたくさん詰め込んで、この形になりました。特に奥様がこだわったのは、子ども部屋の大きさや日当たりをふたり同じにすること。

「私の部屋は兄の部屋に比べて小さかったので、自分の子どもには同じにと思っていました」と奥様。
M様も「雑誌で見るようなお洒落な家もいいなと思いますが、住み続けると飽きるんじゃないかな…と。だから使いやすくベーシックな家というテーマでまとめてもらいました」と担当者との共同作業を振り返ります。

子育てに大活躍しているのが、1階の和室です。
お子さんがまだ小さいのでベッドよりもお布団のほうが安心。

「お風呂場から近いのも、入浴させた後、子どもたちを寝かしつけるのに便利ですね」と奥様。M様いちおしは、玄関から「着替え室」を回ってリビングに入る動線。
お子さんたちがもう少し大きくなったら、定位置に鞄を置いて、手を洗って着替えてリビングへ…という流れを作りました。「庭も広いので、夏は子どもたちをプールで遊ばせたり、家庭菜園もやりたいですね」と奥様。

「設計コンペではすまいポート21が中立的な立場でアドバイスをくれるところがいいですね。だから私たちも、時間をかけて冷静に考えることができました」とM様。
子どもたちの成長に寄り添う家であるのはもちろん、友だちを呼んでテーブルゲームを楽しんだり、家庭菜園で野菜作りをしたりと、家族みんなのこれからの暮らしの夢を叶える家になりました。

みやぎの住まいづくり Vol.22 掲載

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