変形地に建つ、光あふれる吹き抜けの家
コーディネート | すまいポート21大崎 |
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設計・施工 | 山一ハウス |
家族構成 | ご夫婦+お子様 |
敷地面積 | 188.63㎡(57.06坪) |
延床面積 | 106.75㎡ (32.30坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 狭小地・変形地自然素材 |
設計コンペ開催日 | 2014年01月18日 |
竣工日 | 2014年07月21日 |
掲載日 | 2015年11月10日 |
STORY
四季折々の風景を楽しむ光あふれるリビング
傾斜地に新旧の住まいが密集する住宅地で、ひときわ目を引くのがT様邸です。
3メートルの擁壁の上にあり、見晴らし抜群。しかし、T様邸が完成するまでには、幾つかの難関をクリアする必要がありました。
「北道路に面した変形地…今まで暮らしていた付近に、いち早く宅地を見つけたものの、この土地を活かした家を建てられる建築会社選びが最初の難関でした」とご主人。
住宅展示場を回ったりインターネットを調べてみてもピンと来なかったT様は、書店で「みやぎの住まいづくり」を目にして、すまいポート21の「設計コンペ」に興味をひかれました。
選択肢を増やしておいた方が良い、くらいの考えで「設計コンペ」に参加したT様でしたが、結果的にそれが「想像以上の満足度」を得ることに。
「土地の契約に関しても、すまいポート21の一級建築士さんに同行してもらいました。適切に助言していただき、とても助かりました」と仰るご主人は、ひとつひとつ問題を解決しながら家づくりをスタートしていきました。
設計コンペの提案は各社個性的でしたが、施主が一番望むカタチにできそうな建築会社に絞り込まれ、T様のライフスタイルや好みに応じた提案を盛り込みながら、実現されていきました。
T様邸に入ると、まずリビングルームの中央に配置された「光庭」に驚かされます。
吹き抜けの空間は天井まで抜けており、さんさんと降り注ぐ太陽光のみならず、室内にいながら四季折々の風景をあじわうことができます。
鉢植えのナナカマドが彩りを添えて、「冬になったら、我が家はひと足お先に、光のページェントが始まりますよ」とご主人も今からワクワク。
「ちょっとカッコいい、ではなく、凄くカッコいい家にしてもらいました」と奥様もご満悦です。
白木の風合いを巧みに採り入れたT様邸は、全体的にナチュラルモダンな佇まい。
「家の中には、できるだけ物を置きたくない」奥様の要望通り、収納も機能的に考えられ、見た目の美しさも配慮しています。また、到るところに窓が配置され、一日じゅう外光が差し込むため、四角いデザインの家でも冷たさがなく、いつでも温もりに満ちています。
家の中にいても、光庭で四季を感じ、窓越しに近所の子ども達の元気な声が聞こえてくるT様邸。
施主と建築会社が一体となって、様々な要望をカタチにした、設計コンペの利点が最大限活かされた家になりました。