耐震性、断熱性の高いシックな外観の家
コーディネート | すまいポート21大崎 |
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設計・施工 | 共栄ハウジング |
家族構成 | ご夫妻+お子様 |
敷地面積 | 181.63㎡(55.63坪) |
延床面積 | 116.75㎡ (35.37坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 中庭家事動線 |
設計コンペ開催日 | 2011年12月17日 |
竣工日 | 2012年05月17日 |
掲載日 | 2012年05月17日 |
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外観
ウッドフェンスに囲まれた中庭と白壁が美しい外観
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中庭
前面サッシをフルオープンにすると、リビングと一体化する中庭。夜は白熱球の温かい光に包まれる
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ダイニングルーム
白の塗り壁、調度品にもこだわりがみられます。
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キッチン
キッチンシンク前面はレンガを手張りしてモダンに仕上げた
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階段
階段下の愛犬のためのニューハウスも地中海風にシャレてみました。
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階段
階段下の愛犬のためのニューハウスも地中海風にシャレてみました。
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玄関
ウッドフェンスと統一してウッドドアを選択、アプローチのカラーレンガがステキなアクセントに。
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窓からの風景
ウッドフェンスの向こうには公園(ポケットパーク)の緑も見ることもできます。
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トイレ
地中海ブルーが爽やかな造作洗面コーナー
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エントランス
枕木で作られたこだわりのエントランス
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寝室から
遥か向こうに太平洋まで望むことが出来ました。
STORY
リビングと一体化する美しい中庭で団らんを
シックなウッドフェンスに囲まれた白壁二階建てのH様邸。お伺いした日はモミジがすっかり紅葉して、リビングからウッドフェンス越しに、秋の風情をたっぷり満喫することができました。
東日本大震災で北側斜面の崩落により家全体が大きく傾き、大規模半壊の判定を受けたことが建て替えのキッカケです。
当初は修復も検討しましたが、膨大な費用が必要と分かり新築に切り替えました。それからモデルハウス巡りを始めましたが、それぞれ特徴があり決めかねていたところ、すまいポート21の設計コンペを知り、相談に伺いました。
まず、元の敷地に建築可能かどうかの判断を第三者機関にお願いし、安全性を確認した上で新築することに決めました。
設計コンペでは同じ要望内容にも関わらず建築会社各社からは、それぞれの持ち味を活かした提案が出てきました。何度も一級建築士のサポートを得ながら、自分達の考え方に合った提案を選択していく過程は、大変でもありましたが、振り返るととても楽しいひと時でした。建築会社が決まった後は、その社長さんや担当の設計士さんとも感覚的に近いこともあって、楽しい作業となりました。大震災の経験から、最重要課題は耐震性能でした。
一級建築士より耐震性の高い住宅構造の指導を受けながら、コの字型の平面形状とバランスの取れた耐震壁、開口部形状などをひとつひとつ納得しながら詰めていくことになりました。その上で、長期優良住宅の基準をクリアしていることも大きな決定要因となりました。また、トリプルサッシ採用などの高断熱性と、ハイブリッド給湯器エコワン(ヒートポンプ+ガス)による床暖房を取り入れることで、快適性と省エネ性を両立できて満足しています。
「この家の詳しい仕様は妻がほとんど決めました。大工さんとの話し合いも妻が中心。そのお陰でボクは仕事に専念できました」とご主人が笑いながら話されていた通り、白い塗り壁、アーチ型の下がり壁、リビングの現し梁、照明器具や手摺はブラックペイントの鉄細工にする等、内装インテリアは、すべて奥様好みのクラッシック調に統一されています。
これからは時期を見て、中庭もオリーブの木やハーブなどを植栽し、ヨーロピアンなガーデンライフとそれを眺めながらのシエスタが楽しみ、とおっしゃる奥様。ご主人は近所の方とバーベキューが楽しみとのこと。時間の経過と共に、生活の充実感が高まる中庭のようです。
H様夫妻から、ひと言ずつコメントをいただきました。
(ご主人)一軒目は建売りだったので二軒目はどうしても注文住宅を、と考えていた時「すまいポート21」のシステムに出会えて、楽しく思い通りの家づくりができました。色々な方とも巡り会えて大変感謝しています。
(奥様)「すまいポート21」のスタッフの皆さんには、親身になって話を聞いていただきました。また、今回お世話になった建築会社と出会えたこともスゴく良かったと思っています。併せて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。