薪ストーブのある暮らし
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
---|---|
設計・施工 | ケーエムハウス |
家族構成 | ご夫婦 |
敷地面積 | 459.24m2 (138.91坪) |
延床面積 | 122.55m2 (37.06坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 自然素材趣味 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | |
掲載日 | 2021年11月26日 |
STORY
自分たちにぴったりの住まい
宇都宮市の中心地から北東へ向かった田園地帯近くの分譲地に、K様のお宅はありました。 分譲地といっても一軒一軒がゆったりとした敷地に建ち、隣家とはほどよい距離があり、日当たりも充分。幹線道路が近いものの、周囲は静かで、のどかな環境です。 ここに住まいをつくられたK様ご夫妻。 家づくりの当初は、建売物件も見学されていたそうですが、二人暮らしには部屋数が多かったり、部屋が小さかったり。ご夫妻は自分たちに合う住まいをつくるため、いくつかの建築会社にプランを依頼しました。そのなかで、ご夫妻の心を射止めたのは、中庭を囲む「コの字型」のプランを提案してくれた建築会社。 「もともと京町家のような奥まった感じの家が好きだったんです」と奥様。提案されたプランは和風建築ではありませんが、玄関から廊下を通ってリビングに入る動線や、中庭に面した開口面から光や風が通り抜ける間取り、カーテンなしでも過ごせるプライバシーを守る設計が魅力でした。 「建売だったらこんな無駄な間取りにはしないですよね」とご夫妻は話しますが、このゆったりとした空間がお二人にはぴったりでした。 中庭の正面はちょうど廊下に当たりますが、じつはここが心地よさをかなえるキーワード。一見、無駄な空間に思える廊下はリビングや寝室など日常に使う空間と、客間兼奥様の趣味の着付け部屋とを結ぶ、母屋と離れをつなぐ渡り廊下のような役割を果たしています。廊下があることで両親が宿泊される際も、着付けの勉強をされる際も、生活空間を気にすることなく、過ごせるそうです。廊下の向こう側には広々とした洗面室、脱衣室、浴室とトイレをゆったりと配置。キッチンから一直線につながるので、共働きのご夫妻には便利な間取りになりました。
くつろぎのリビング
木のぬくもりいっぱいの開放感あふれるK様のリビングは別荘のような雰囲気。この大空間を2階の寝室まであたためてくれるのは薪ストーブです。「薪ストーブのあたたかさってやわらかいんです。エアコンとは全然違うんですよ」とK様。 夜、ストーブの前に椅子を持ってきて夫婦で語らうのも薪ストーブならではの楽しみ。またリビングに隣接する小上がりの和室も、ご夫妻のお気に入りの場所。食事をしたり、テレビを見たり、お酒を飲んだり。リビングは、お二人のくつろぎの場となっています。