田園風景の中にたたずむ、伸びやかな大屋根の住まい
| コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
|---|---|
| 設計・施工 | ケーエムハウス |
| 家族構成 | ご夫妻+お子様 |
| 敷地面積 | 499.50m2 （151.09坪） |
| 延床面積 | 123.52m2 （37.36坪） |
| 区分 | 新築 |
| こだわり | 収納子育て家事動線平屋 |
| 設計コンペ開催日 | 2018年04月29日 |
| 竣工日 | 2019年03月26日 |
| 掲載日 | 2020年01月31日 |
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外観
東西方向に長い建物は、一部の収納等を除いてほぼ全室が南向き
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玄関アプローチ
黒い縦縞模様の外壁に対して、黄色い郵便受けがアクセントに
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リビング
陽当たりのよいリビングで過ごすＴ様ご家族。勾配天井の梁（はり）は空間の意匠にもなっている
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和室
LDKと隣り合う６帖の和室。長男がおもちゃで遊んだり、 休日にゴロンと横になったり、フレキシブルに使える空間
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書斎
LDKの一角に家族共有の書斎スペースをしつらえた
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子ども部屋
棚と収納スペースを設けた子ども部屋
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主寝室
陽当たり風通しともに申し分ない東南角の主寝室。 安眠を考慮して高窓を配した
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WIC
主寝室と隣り合うウォークインクローゼットは 収納力たっぷり
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内干しスペース
手前が洗面脱衣室。奥が内干しスペース。この空間に浴室とファミリークローゼットが隣り合っている
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トイレ
トイレはモノトーン系のクロスで仕上げた
STORY
シンプル&モダンなイメージの平屋建ての住まい
田園風景の中に、昔から住む住人の家々が点在する住宅地。ご近所は農業を営むお宅が多く、何世代にもわたって住み継がれた母屋は威風堂々とした大屋根の造りです。敷地内には蔵や納屋が建ち並び、その面積は数百坪に及びます。
黒い縦縞模様の外壁と片流れの大屋根がひときわ目を引くＴ様邸は、そんな昔ながらの家々と同居するように建っています。聞けば、農業を営む奥様のご実家の土地を農地転用の手続きを経て建てたとのこと。Ｔ様邸の敷地だけでも約１５０坪と余裕の広さです。
建物の南側はどこまでも田園風景が広がり、人工物はほとんど見えません。プライバシー確保の心配は少なく、また、陽当たり風通しともに良好で住環境は申し分ありません。
ご夫婦はこの地に、家族が伸び伸びと暮らせる平屋建ての住まいを建てることにしました。
２階建ての住まいとは違い、平屋建ては横方向のみの移動になることから、暮らしやすさに配慮した生活動線に重きが置かれました。
毎日何度もキッチンに立つ奥様は、キッチンとダイニングが横並びでつながる間取りにこだわりました。こうすることで調理→配膳→後片付けが最短距離で完了するからです。
他にも、毎日の家事を効率的にする間取りの工夫がありました。それは浴室、洗面脱衣室、内干しスペース、ファミリークローゼットを１カ所に集約させたことでした。例えば、洗濯物を洗う・干す・たたむ・しまうといった一連の動作が一つの空間で完了します。
その際のポイントは、内干しスペースを始め各機能を陽当たりのよい家屋南側に配したことでした。２階のベランダに干す感覚で洗濯物はよく乾きます。とかく水まわりはジメジメしがちですが、風通しも計算されているので窓を開け放てば室内はいつもカラッと乾いた状態です。
また、かつて住んでいた賃貸アパートでは収納に苦労した経験から、新居には造り付けの収納スペースを多めに配しました。先に触れたファミリークローゼットのほかシューズクローク、パントリー、ウォークインクローゼットなどを適材適所に配置。家族の暮らしにフィットする住まいが完成しました。
