回遊式の生活動線で快適に暮らせる家
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回遊式の生活動線で快適に暮らせる家

コーディネート すまいポート21宇都宮本店
設計・施工 株式会社 サンウッド
家族構成 ご夫婦+お子様
敷地面積 249.13m2 (75.36坪)
延床面積 135.79m2 (41.07坪)
区分 新築
こだわり 介護・健康収納子育て家事動線
設計コンペ開催日 2016年06月17日
竣工日 2016年12月17日
掲載日 2017年08月25日

STORY

H様はご夫婦と中学1年生・小学2年生の女の子の4人家族。
これまでは近くの賃貸アパートに住んでいましたが、長女の中学校進学に合わせて専用の勉強部屋が必要になり、思い切ってマイホームを建てることにしました。
40歳代のご夫婦はこれまでに、住まいを建てようと考えたことが何度かあったそうですが、さまざまな事情から実現しなかったとのこと。
ご主人はマイホームに対する思いについてこう振り返ります。

「家がほしいと思い始めた当初、わが家に対する希望・要望は細かい点まで含めて多々ありました。ところが、いろいろと検討する中で次第に要点が整理され、最終的に出した要望は大きく、(1)暮らしやすいこと、(2)収納が豊富なことの2点でした。どちらも住まいに求められる基本的な要素だと思います」

(1)については夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるなどの快適性のほか、日々の生活動線・家事動線も含めた暮らしやすさにも重きを置きました。
動線の工夫がよく現れているのが1階の回遊式の間取り(「ロ」の字型)です。
リビング、ダイニング、キッチン、洗面・浴室、トイレ、主寝室、畳スペースがひと筆書きでつながっているので、どの部屋にもスムーズにアクセスできます。
「ロ」の字型の中央部分は階段室とたっぷりの収納スペース(納戸+本棚)に充てられているのでムダなスペースがまったくありません。
特筆したいのはLDKの配置です。あえて大空間にせず、それぞれが独立した空間として機能するよう配置しました。
「突然の来客のとき、ダイニングやキッチンに目線が行かないような設計にしました。生活感が表に出ないようにするための工夫です」と奥様は話します。
「独立した空間」とはいっても、LDKが壁などで間仕切られているわけではありません。
各部屋のつながりを重視しつつ、1つの空間としてゆるやかに連続している設計なので閉塞感はまったくありません。
2階につながる階段室や、あえて梁を見せるために天井高を高くしたリビングと相まって、変化に富み、かつ、広がりのあるLDKになりました。

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