スラブヒーターを設置した、冬あたたかい家
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 株式会社 サンウッド |
家族構成 | ご夫妻+お子様(1人) |
敷地面積 | 264.73m2 (80.08坪) |
延床面積 | 141.45m2 (42.78坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 介護・健康自然素材 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | 2010年10月16日 |
掲載日 | 2010年10月17日 |
STORY
白とグレーの和風な外観が美しい
結婚された頃にお建てになった、思い出の詰まったお住まいを建替えられたY様。
ほかの土地への住み替えも検討されたそうですが、家族の思い出もあり、やはり住み慣れた場所に暮らすことを選択されました。
お子様達も成長され駐車場が狭くなったり、南に面した敷地がうまく利用されず、日当たりが悪かったり、冬寒かったり、と新居を建てるにあたって改善されたい点が明確でした。
設計コンペでY様が選んだS社は、外断熱にスラブヒーター(床下暖房)を組み合わせ冬暖かい家を造る技術の秀でた会社。
打合せはご家族の皆様の思いをどういう形で実現していくかを、一つ一つ確認しながら進めていかれたそうです。
白い石調の外壁にダークグレーの瓦屋根という外観は、上品で飽きのこない新和風のイメージ。
南西の角地であることを生かして、リビングや隣接する和室・ご家族それぞれの居室をすべて南面に配置したプラン。
そのため家中どの部屋に行っても明るく、暖かく真冬でもスラブヒーターだけで補助暖房が要らないほどだそうです。
また、物が多い生活をされた経験から、必要な場所に必要な収納をつけることを希望され、階段下のスペースや、屋根勾配を利用したスペース、シューズクロークを作ることで生まれた小さなスペースまで、家中に収納が設けられています。「物が多くて片付いていない。」とおっしゃる奥様ですが、どこを見てもすっきりと片付けられ「大人の家」という印象です。
白い壁のシンプルな内装のアクセントには、壁を利用したニッチに飾られた小物達。
何十年も前のものや、今年で満百歳を迎える、お母様がおつくりになった白鳥の親子…。
時々お見えになるお母様は『とても暖かい家』と気に入ってくださったそう。
これからもたくさんの思い出が刻まれていくY様邸。
日当たりのいい庭にはどんな花が咲くか、今からとても楽しみです。