旗竿地を活用した、光と風が通る中庭のある家
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 清水荘工務店 |
家族構成 | ご夫妻+お子様1人 |
敷地面積 | 202.18m2 (61.15坪) |
延床面積 | 105.98m2 (32.05坪) |
区分 | |
こだわり | 中庭狭小地・変形地 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | 2009年08月29日 |
掲載日 | 2010年01月20日 |
STORY
プライバシーを守りながらも開放感あふれる設計
プライバシーを守りながらも開放感あふれる設計
K様邸の住まいづくりは、三方を建物に囲まれた旗ざおの土地であるため、日当たりと通風を解決する建物であることが重要課題でした。
完成したお住まいは、1階のLDKと和室にも光がたっぷり差し込む明るさを確保。
ダイニングキッチン、リビング、和室とも庭に面した開口部が掃き出しで大きいため、開けると風も充分入ってきます。
土地の懸念材料を払拭したのは、『中庭のある家』というプランの提案でした。
家の配置をなるべく北に寄せたうえ、中庭を囲むように配置したダイニングキッチン、リビング、和室。
リビングは中庭に面して吹き抜けを作り、2階の窓からの光もとりいれる設計。
2階の窓は開閉式なので、夏は開放することにより暖気を逃がし、涼しい風をとりこむ効果もあります。
リビングに隣接するご主人の書斎には、ドアをあえてつけず、リビングやダイニングにいる家族の気配を感じながら、仕事や読書に専念できます。
落ち着いた環境でありながら、孤立感もなく、ご主人のイメージどおりだそう。
大きなバルコニーや中庭、2階のホールと余裕の感じられるK様邸は、実際に暮らすための快適さの工夫もいっぱいです。
玄関のシューズクローゼットをはじめ、必要なところに必要な収納が、実際の生活を想定した気配りで設置されています。
また、キッチンは、料理をしながらでもお子様に気を配ったり、家事の合間に気分転換ができるよう、リビングの様子も中庭も見える位置に配置されており、奥様への配慮が感じられます。
K様邸は、風と光をとりこむ間取りで、みごとに土地の懸念材料を克服、さらにプライバシーを守りながらも、心休まる外部空間を手に入れた、遊び心のあるお住まいでした。