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  外観

  窓の数や位置、屋根にアールを付けるなど、シンプルながらデザインされた外観

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  映画のシーンに出てきそうな印象的な階段

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  全体のインテリアと調和が取れているモダンな畳スペース

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  玄関

  プライベート用と来客用にガラスブロックで仕切られた玄関。モダンなペンダントライトがアクセントに

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  美しくデザインされた南面の窓

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  ひとつひとつはシンプルなのに、デザインすることで美しい空間が出来上がっている

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  昼の白い空間が一転して、夜はバーのような雰囲気に。赤いペンダントライトはご夫妻のお気に入り

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  書棚

  蔵書の多いご主人のために、施工会社が作ってくれた書棚

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  サニタリースペース

  ドレッサーを兼ねたサニタリースペース。壁付けの三面鏡は奥様のアイデア

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  リビング

  リビングを入ると正面に見える、吹き抜けまで続くアクセント壁。ダイニングから続く長いカウンターはワークスペースにもなっている

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  書斎

  玄関と畳スペースの間に位置する書斎。厚いガラスブロックは防音効果もあり、静かに勉強できる

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  バルコニー兼車寄せのポーチ

  玄関前にはバルコニー兼車寄せのポーチ。雨に濡れずに荷物の出し入れができる上に、反対側には収納できるスペースも

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  寝室

  ゴシック調のインテリアはご主人セレクト。間接光で照らされた天井の壁紙が美しく光る

STORY

生活感を出さない、高級感ただようリビング

モダンデザインのライトが、ガラスブロックと大理石調の白い床を照らしている玄関。
キッチンのカウンター上部に吊るされた赤い電球のペンダントライト。
南面に大きな吹き抜けのあるＬＤＫは、突き当たりがダークカラーのアクセント壁、振り返ると南壁に沿って造られた白い階段。
インテリア雑誌から抜け出したように美しく、色気があるデザイン空間―それがA様邸です。

家づくりにそれほど興味のなかったご主人と、控えめな奥様。
おふたりが設計コンペで出した要望も多くはありませんでした。
「素人だからこそ、素人が思いつかない提案をしてくれる会社に魅力を感じました（奥様）」と選んだのは、遊び心を感じさせる設計プランでした。
中でも建築家が一番の見どころに設計したのが階段。
吹き抜けの光が注ぐ南側の一等地に階段を造るという発想に驚きます。
「もともとは美術館の階段を上がるような広い階段のイメージでした」と奥様。
その後、生活に適した広さに変更されましたが、その美しさは変わらずに際立っています。
「ＬＤＫは生活感を出さず、カフェのような空間に」と望んだ奥様。
開放的な吹き抜け、デザインされた窓の位置、清潔感のある白い大理石調の床、モノトーン好きのご主人が選んだ家具など、すべてモダンカフェの雰囲気を演出しています。

もうひとつ、奥様が気に入っているのが書斎の壁のガラスブロック。
防音効果もあり、ＬＤＫをおしゃれに見せてくれる重要なアイテムとなっています。
夜になると、キッチン前のカウンターがバーに変身。
ペンダントライトの赤い電球だけを灯して夫婦で過ごす時間は、きっと恋人同士に戻ったように話が弾むことでしょう。

２階に上がると、間仕切り可能なファミリースペースと寝室。
寝室は白で統一された明るいＬＤＫとは対照的に、暗くなることで魅力が増す空間となっています。
西側と天井に配したアクセントの壁紙は、ご主人がセレクトしたゴシック調の黒。
それに合わせた黒いカーテンと、南面の吹き抜け側の窓に設置したワインカラーのロールスクリーンで、シックな雰囲気に。間接照明を付けると、壁紙の模様が浮き出るように光り、大人のムードを漂わせています。

シンプルモダンなデザインが得意な施工会社を選び、ほぼ建築家に一任して設計してもらったA様。
建築家のアイデアとデザイン力を信頼して建てたこの家は、〝作品〟と呼ぶにふさわしい建物になりました。