中庭のあるおしゃれな都市型住宅
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | ケーエムハウス |
家族構成 | ご夫妻+お子様 |
敷地面積 | 190.93m2 (57.75坪) |
延床面積 | 112.43m2 (34.01坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 中庭収納家事動線 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | 2011年04月28日 |
掲載日 | 2011年04月28日 |
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リビング
フランス海岸松の無垢床でリビングがおしゃれな雰囲気に
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外観
入り口となる北側の外観の美しさにこだわった
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キッチン収納
キッチン収納は造作。これから食器を集めたいという奥様の願い通り、大容量に作られている。奥にはパントリーも
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キッチン
奥様の夢が詰まったピンク色のキッチン。憧れていたIHクッキングヒーターは「お手入れが楽」とお気に入り
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ダイニングカウンター
忙しい朝食はダイニングカウンターで。お子さんと向かい合って食事の支度や片付けができる
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玄関脇の収納の入り口はおしゃれなアール形状
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壁紙選びも楽しんだK様。階段の吹き抜けは思い切ってアクセント壁に
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書斎
あえて一部板をむき出しにしたご主人の書斎。趣味のギターなどを飾るため、釘が打てるようにしている
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寝室
将来は二部屋に間仕切ることを想定した寝室。奥のクローゼットはつながるようにしてあり、仕切りに欄間を作ることで、完全な個室にはならないよう配慮されている
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収納とバスルームの間には奥様専用のワークテーブルを造作。 この一部だけ天井のクロスは雲の柄に、ブラックライトで星が浮き出る模様になっている
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奥様がセレクトしたペンダントライト。昼間はポップな色がアクセントとなり、夜には温かみのあるあかりがカウンターを照らす
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向かって右側が客間、左側が水まわり。全室に光が入るコートハウス
STORY
収納や動線を工夫した間取りで快適な住まい
宇都宮市郊外の新興住宅地に建つK様邸。
道路に面した北側と西側は黒い外壁に一直線に配置された窓がモダンな印象で、南側に回ると、ヨーロッパの都市にあるような中央に中庭のある白いコートハウスへと一変します。
家の中に入ると、一番に目を引くのが広々としたLDK一面に敷かれた床材。
木目が美しく見える加工が施されたフランス海岸松で、ダークな色合いがカフェのような雰囲気を醸し出します。
「床を無垢材にしようとは決めていて、この素材がとても気に入ったので、床を目立たせるためにクロスや建具、サッシの色も薄い色を選びました。」
そのLDKを中央に、西側にはお風呂と洗面などのサニタリールーム、東側には客間を配置したコの字型のコートハウスです。
二階は、将来二部屋に仕切ることを想定した広い寝室、ご主人の書斎と、納戸。サンルームのように日が当たるバルコニー前のホールにはお気に入りのソファを置き、暖かな日差しを浴びながら読書を楽しんでいるのだとか。
「二階には水道を置かず、あえて二階だけでは完結しないようにしました。一階に下りて家族と顔を合わせるように」と話すご主人。
お子さんの誕生をきっかけにアパートからの引っ越しを考えたというK様。
当初は建売住宅や中古住宅も検討していたそう。
「いろんな物件を見ましたが、間取りや使っている素材がしっくりきませんでした。しかも、どこも見積もりやローンの話ばかりで、家づくりは金づくりからなのか?と。そんなことよりもっと大切なことがあるだろう!と思いました」とご主人。
そんな時に手に取った雑誌からすまいポート21の存在を知り、設計コンペをすることに。
「ローンの相談にも乗ってもらえたし、なにより家に対する思い入れが変わりました」とご主人。
奥様も「とにかく家づくりが楽しくて、いろいろ雑誌を見て勉強しました」。
以前のアパートでは物の置き場所がなくて仕方なく床に置いていたものも、新居では十分すぎるほど各所に収納を設け、すっきりとした室内に。
「広くなったのに掃除しやすくなったんです」と奥様もうれしそう。
奥様の憧れが詰まったキッチン周りは、ピンク色のシステムキッチンに造作の食器棚、奥にはパントリーと奥様専用のワークテーブルを設え、その部分の天井には夜になると星が浮き出る雲柄のクロスを貼っています。
また、キッチンからパントリーを抜けて、西側のサニタリールームへとつながっており、家事動線が良いという利点以外にも、お子さんがぐるぐると走り回る周回路としても楽しんでいるようです。
「自分たちのように限られた予算でもこんなにいい家ができるってことを、多くの人に伝えたいんです」と話してくれたご主人。
家族が楽しく暮らせて心から嬉しいと思える— K様邸はそんないい家です。