切妻屋根、小屋裏収納のある和モダンな雰囲気の家
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 有限会社 奥山工業 |
家族構成 | ご夫婦 |
敷地面積 | 256.60m2 (113.16坪) |
延床面積 | 91.63m2 (21.53坪) |
区分 | |
こだわり | 収納家事動線 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | 2010年10月30日 |
掲載日 | 2015年04月01日 |
STORY
リビングは畳+掘りごたつで、家族のくつろぎの場
平型の陶器瓦で葺かれた7寸勾配の切妻屋根が目を引くA様邸。
一見すると平屋建てのように見えるコンパクトな外観ですが、実は勾配屋根に包まれた2階建ての住まい。
きちんと出た軒が外壁をしっかりと守っています。またその軒の出は訪れる人を、やさしく迎えてくれます。
こたつで生活を希望したA様のために、フローリングのリビングにはダイニングにつながるようにタタミのスペースを設けてあります。
さらに、タタミコーナーの中央には掘りごたつをしつらえてあります。きっと、この堀りごたつが、A様のくつろぎの中心となるでしょう。
「座」のスタイルに合わせて、腰壁は、杉の無垢板で仕上げられています。
玄関ホールとリビングを仕切る引き込み建具を開け放つと、ホール、リビングが一体の空間が現れます。
寝具は、「布団で就寝…」というA様のスタイルに合わせ、タタミの床に。
また、物があふれないような工夫として、コンパクトでも使いでのあるクローゼットを隣接させたり、腰までの収納を兼ねた飾棚も設けられています。
子供室になる予定の個室の床仕上げは、杉の無垢板が使われており、足触りが柔らかく、暖かく感じられます。
階段を上っていくと、出現するのはロフト風の個室。
天井高さの制限のあるロフトに比べると、しっかりと天井高さを確保されていて、小屋裏部屋の雰囲気を持ちながらも使い勝手の良さを感じます。
7寸屋根勾配に包まれた小屋裏部屋の秘密がこんなところにありました。