木のぬくもりがあふれるおしゃれな和風住宅
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 水上木材工業 |
家族構成 | ご夫婦+お子様 |
敷地面積 | 331.49m2 (100.27坪) |
延床面積 | 146.84m2 (44.41坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 家事動線自然素材趣味 |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | 2013年08月15日 |
掲載日 | 2013年08月15日 |
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外壁
外壁は塗り壁仕上げ。特別に調合した山吹色が個性的。大谷石等、自然素材を使った外構との調和も見事
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玄関からリビングを望む
通り土間風の玄関から小上がりになったリビングを望む
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納戸
通り土間の奥にある納戸から、右に玄関、左にキッチンを望む。駐輪場と扉1枚でつながった納戸は、家族用の玄関としても機能
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ウッドデッキ
家屋南面に貼り巡らしたウッドデッキ。 4匹のミニチュアダックスフンドの絶好の遊び場に
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通り土間風の玄関
〝凛〟とした雰囲気漂う、通り土間風の玄関
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リビング
吹き抜けのリビング。重厚な木製リビング階段が空間のアクセントに
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リビング階段から1階を望む
キャットウォークのような通路の先に子ども部屋がある
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子ども部屋
ピアノと座卓のあるフリースペースの奥に、3つの勉強机が並ぶ
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子どもたちのベッドルーム
勾配天井のラインとパイン材の温もりがロッジ風の雰囲気を醸し出す
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犬専用部屋の床は土間仕上げ。地窓を付けて室内を明るく。ここから庭のウッドデッキに出られる
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作り付け収納に食器や調理家電がすっきりと収まったキッチン。奥様の収納へのこだわりと美意識が感じられる
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奥様お手製の「家づくりノート」と平面図の数々。家づくりを楽しんだ様子が垣間見られる
STORY
建具や造作家具までこだわった美しい内装の住まい
当初は壬生町に建売住宅を購入し、およそ10年間暮らしたH様ご家族。
3人のお子さんの成長とともに手狭となり、同時に間取りなど生活動線にストレスを感じていたそうです。
自営業を営むご主人の事務所が真岡市内にあったことから、歩いて数分の住宅地に新居を建てることにしました。
「家づくりのテーマは『家族が団らんできる家』でした。それまでの家は狭くて使い勝手が悪く、家族5人と4匹の犬がゆったりと過ごせる場所がなかったからです」と奥様は話します。
H様邸の家づくりは、これまで住んだ家の住みづらい点を改善していくことからスタートしました。
その指針となったのが奥様お手製の「家づくりノート」です。
住宅雑誌やウェブサイトで気になった写真を切り貼りしたり、好みに合った部材や建材、住宅設備の詳細をずらり書き込んだもの。ガラスやタイル、壁材などこだわりは細部まで及びます。極めつきは奥様が手書きした「平面図」です。
設計士が描くそれと寸分違わず、50分の1と100分の1の2つのスケールで描きました。
これを工務店の設計士に初めて見せたとき、担当者は思わず息を飲んだとか。聞けば、およそ100枚は仕上げたというから驚きです。
「家族の暮らしをイメージしつつ平面図を描くことで、生活動線が導き出せます。すると、間取りのどこに重きを置くべきかなど、優先順位がはっきりしました。例えば、玄関の位置を変えただけでも生活動線が一変するので、いかに具体的なイメージとして落とし込めるかがポイントです。ちなみに、一番頭を悩ませたのは階段の位置でした」
専門家顔負けのスキルを発揮する奥様は、銀行の融資担当者からすまいポート21を紹介され、小山店を訪れました。
そこでプロデューサー兼一級建築士のアドバイスを受け、紹介されたいくつかの施工物件に自ら足を運び、住宅会社を絞り込んでいったとか。
最終的には「家づくりノート」のイメージに一番合っていた工務店を選んだといいます。
「幸運だったのは工務店の設計士さんと家に対する価値観やイメージが一致したことでした。専門家との家づくりはとても楽しく、充実した時間でした」
家づくりを存分に楽しんだH様邸は、住み心地も格別です。