間取りとインテリアにこだわった、個性的2世帯住宅
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 丸和住宅 |
家族構成 | ご両親+ご夫妻 |
敷地面積 | 317.35m2 (95.99坪) |
延床面積 | 164.91m2 (49.79坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 二世帯住宅収納家事動線 |
設計コンペ開催日 | 2013年08月13日 |
竣工日 | 2014年09月12日 |
掲載日 | 2015年09月02日 |
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外観
キューブ型のスタイリッシュな外観。延床面積は約49坪と広々
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カーテンと共布で仕上げたテーブルランナー。 ガラス製のダイニングテーブルとマッチする
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玄関
一般住宅ではあまり用いない大判タイルを張った玄関。 タイルと珪藻土の塗り壁もお父様が手がけた
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玄関前のスロープ
玄関前のスロープは左官業を営むお父様が手がけた。 タイルはイタリアから取り寄せた特注品
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リビング
洗練された空間はショールームのよう
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セカンドリビング
ゴールドとワインレッドが響き合う2階のセカンドリビング。蔦模様のレースカーテンは天井から床まで伸びる
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ダイニング
白を基調としたダイニング。三方から外光が差し込み、リゾートホテルのような雰囲気
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リビング
東南向きで日当たりは申し分ない1階リビング
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写真右側が玄関、左側がリビング&ダイニングへ続く廊下。階段を上がると子世帯の居住空間へ
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階段を上がった2階の廊下付近。セカンドリビングに通じる廊下のカーテンは深みのあるワインレッド
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子世帯の住空間はトイレも個性的。黒に花柄模様がデザインされたアクセントクロスが空間を引き締める
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主寝室
高級感のあるカーテンに間接照明が映える、ホテルライクな空間になった
STORY
ショールームのようなおしゃれなリビング、ダイニング
栃木市の中心市街地にもほど近い、川沿いの住宅地。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉など、A様邸は四季の移ろいが魅力ののどかな環境の中にあります。
ここは奥様のご両親が何十年にもわたって暮らす住み慣れた地で、敷地面積は約95坪という余裕の広さです。
A様ご家族はここに、親世帯・子世帯の二世帯が暮らす新居を建てることにしました。その際、考慮したのは二世帯が暮らす空間でありながら、世帯間を分断することなく、ゆるやかにつながる間取りの設計です。
同時に、ご両親の体への負担を軽減するため、できるだけ段差の少ないフラットな家づくりを心掛けました。
1階は家族が過ごすリビング&ダイニングとキッチン、ご両親の寝室などを配し、2階は主に子世帯の空間としました。
玄関や水まわりは共用で、言うなれば「一つ屋根の下で暮らす」ご家族です。
「1階のリビング&ダイニングは家族みんなの共用空間でもあることから、白を基調とした洋テイストの空間とし、なるべく個性を抑えました。
一方、私たち夫婦が過ごす2階は、特にセカンドリビングに好みが現れていると思います。
アジアン・テイストたっぷりのゴージャス感のあるデザインで、1階とは趣を異にします。
メリハリの効いた住空間は暮らしに変化を与えてくれます」とご主人。
以前はアパート暮らしだったため、内装や外構に手を加えるのを我慢していたとか。
わが家を建てるにあたっては、自分の理想に合わせて、インテリアにもとことんこだわったそうです。
聞けば、カーテン、クロス、ライティング(照明)に至るまで、インテリアのプロにコーディネートを依頼したといいます。
「例えば、私たち夫婦だけなら、自分たちの好きなようにコーディネートできたかもしれません。しかし、二世帯で暮らすとなるとそれぞれに好みが分かれることから、プロの目線でコーディネートしてもらうことが重要だと考えました。結果として満足のいくインテリアに仕上がったと思います」
完成度の高さと統一感のあるコーディネートはさすがプロの技。住まいの魅力がワンランクアップしました。