中庭、ガーデンルーム、ドッグラン。愛犬と暮らす家
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | アヴィエスホーム |
家族構成 | ご夫妻 |
敷地面積 | 1,246m2 (374.92坪) |
延床面積 | 198.94m2 (60.18坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | ペット中庭家事動線自然素材 |
設計コンペ開催日 | 2014年06月22日 |
竣工日 | 2015年04月29日 |
掲載日 | 2015年11月02日 |
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外観
外壁は焼き杉調のサイディング。家屋左側のシャッター内はビルトインガレージ
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中庭
中庭は高い柵で囲い、防犯と安全対策も万全
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愛犬専用の中庭
肉球のデザインが目を引く飛び石。 角に足洗い場も完備
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ガーデンルーム
中庭と隣り合うガーデンルーム。 ご夫婦が留守のときはここで過ごす
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ウッドデッキ
家屋北側にウッドデッキを配し、手前に大谷石製の囲炉裏をしつらえた
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家庭菜園とドッグラン
家庭菜園とドッグランに囲まれた伸びやかな住まい
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LDK
およそ18帖のLDKは東・南・北に開け、明るくて風通しがよい
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1階ホール
階段室部分が吹き抜けになっていて、採光も十分
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階段下のデッドスペースは愛犬専用の居場所に。室内の随所に柵を設置した
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玄関の右側は土間。奥にシューズクロークを配した
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和室
客間としてしつらえた和室。中庭を介してリビング&ダイニングと向かい合う設計は、プライバシーにも配慮した言わば「離れ風」
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書斎
ご主人の書斎。本や小物はなるべく愛犬の目に触れないよう収納するのがS様邸の鉄則とか
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子ども部屋
将来、中央で間仕切れるようにした。和モダンの1階に対して2階はシンプル&モダンで統一した
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造り付けのゴミ箱は飲食店等でよく見かけるビルトインタイプ。愛犬がイタズラできないような工夫が施されている
STORY
ビルトインガレージ、ウッドデッキのあるモダンな外観
夫婦共働きのS様はできるだけ広い土地を求めて、それまでマンション暮らしだった埼玉県蓮田市から栃木県小山市に移住。
370坪超という破格の広さの土地を手に入れました。
当初の目安は「150坪以上」でしたが、出会った土地はその倍以上もありました。
地目が山林だったため価格的にも手頃で、広い土地でも予算内で購入することができたそうです。
ご主人は土地探しについてこう振り返ります。
「すまいポート21の窓口で『設計コンペ』を利用する前に『土地探し』を依頼しました。土地の専門家(宅地建物取引士)の方が実際に現地を視察して、『いい土地ですね。ここなら安心して購入できますよ』とお墨付きをいただいたことから購入に踏み切りました。土地に対して専門的な知識のない私たちにとって、プロのアドバイスはとてもありがたかったです。いい買い物ができました」
家一軒を建てる敷地としては広すぎる感がありますが、聞けば愛犬(柴犬 一郎 3歳 ♂)とゆったり、伸び伸びと過ごすために広い土地を探していたとか。
実際に土地の半分近くはドッグランという、愛犬家垂涎の恵まれた環境です。
S様邸は周辺環境のみならず室内も、愛犬への想いに溢れていました。
1階の床は滑りにくく傷つきにくい機能性フローリングを選び、壁は調湿機能のある塗り壁ですが、下部に腰壁に似た壁紙をぐるりと配し、ひっかき傷対策を施しています。
リビングの造り付けの棚には、なんとビルトインのゴミ箱を配置。遊び盛りの一郎君のイタズラ防止策とのことです。
リビング&ダイニングから外を見ると、ドッグランとは別にしつらえた愛犬専用の中庭がありました。ご夫婦そろって家を空けるとき、一郎君はここで過ごすそうです。
すぐ隣にタイル貼りのガーデンルームがあるので、雨風も心配ありません。サッシが二重になっているので防犯対策も万全です。
休日のご夫婦は、ドッグランに併設した家庭菜園で土を耕したり、ダイニングから出入りできるウッドデッキで過ごす時間を楽しみにしているとか。
その傍らを一郎君が元気いっぱい、颯爽と走り抜けます。
※宅地500m2+ ドッグラン746m2
とちぎの住まいづくり Vol.28掲載