築43年の木造平屋建ての中古物件が、 ご近所の目を惹く評判の住まいに
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | Life House |
家族構成 | ご夫妻+お子様(3人) |
敷地面積 | |
延床面積 | 88.337m2 |
区分 | フルリノベーション |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | |
掲載日 | 2017年03月07日 |
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キッチン
キッチンに集うI様ご家族。 休日は料理好きのご主人が腕を振るうことも
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エントランス
色とりどりの植栽とアンティーク雑貨でコーディネートされたエントランス付近
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玄関入口
木製のシューズボックスはご主人がDIYで仕上げた
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キッチン
カフェレストランと見まごうキッチン。道具類が適材適所に収納されている
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LDK
二間続きの和室の壁を取り払い、大空間を確保したLDK。 天井を抜いて勾配天井にしたことでより開放的な空間になった
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奥様が収集したアンティーク雑貨のコレクションが住空間にマッチしている
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室内空間は元々の真壁造りを生かしてフルリノベーションした
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玄関の庇
玄関の庇(ひさし)は、外観のイメージに合わせて洋風に。白い壁にブラウン色が映える
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外観
レトロ感のあるかわいらしい外観が特徴的。築43年とは思えないほど、新しく生まれ変わった
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キッチン
奥様こだわりのステンレス製キッチン。温かみのあるアンティーク調とスタイリッシュな雰囲気が見事に調和している
STORY
宇都宮市郊外の古くから開発された住宅団地。
およそ8年前に購入した木造平屋建ての中古物件は、今年で築43年を迎えました。
購入後、DIY好きのご主人と雑貨好きの奥様の手で、ていねいに部分リフォームを重ねながら住空間を整えてきたお気に入りのわが家です。
とはいっても、壁や建具によって細かく仕切られた間取りは現代の暮らしに合わなかったことから、家族5人が集うLDKを中心とした新たな空間へ。
同時に、3人の子どもたちの念願だった個室も確保。よりグレードアップしたわが家に生まれ変わりました。
リフォームのきっかけは?
中古物件を購入し、ていねいに暮らしてきたわが家ですが、水廻りなど住宅設備の老朽化や断熱性能の面で住みにくさを感じることもあり、DIYでは対応しきれない大がかりなリフォームをプロの力を借りてやることにしました。
また、小学3~6年生までの3人の子どもたちに1人1部屋ずつ、自分の部屋を確保してあげたかったこともきっかけの一つです。
新築(建て替え)ではなくリフォームにした理由は?
もちろん、新築も選択肢の一つでした。
以前、輸入住宅に関心があり、地盤調査も終えてそろそろ契約といった段階まで事が運んだのですが、8年前に購入した中古住宅のローンがまだ残っています。
そこに新たな新築住宅のローンを組んでしまうと二重ローンになってしまい、将来の暮らしの負担になることから、無理をせずにきっぱりあきらめることにしました。
その分、お気に入りのわが家を思いのままに、内側も外側も全面改装しました。
水廻りはすべて移動するなど、間取りは原形をとどめていません。いわゆる、フルリノベーションです。
リフォームにあたり、いちばん困ったこと、悩んだことは何ですか?
築43年になるわが家は断熱とは無縁でした。
そのためまず快適さの確保として天井、床、壁のすべてに断熱を施し、開口部となるサッシュはすべて断熱性能の高い最新式に刷新しました。
真壁造りの壁に断熱を施すなど、手間暇はもちろん費用もかかっています。それらのコスト面が悩みのタネでした。
リフォームコンペを受けての感想は?
各社ともプロの視点からさまざまなプランを提案してくれました。
LDKを勾配天井にするなど、自分たちでは気づかなかった提案もあり、そこにリフォームコンペの魅力を実感しました。
ちなみに、私たちの場合はリフォームを選択したことで予算的には新築の半分以下で済みました。
リフォーム会社選びの決め手は何でしたか?
リフォームコンペの際、こちらの要望に対してすべてポジティブな回答をいただいた点が大きな決め手になりました。
もっと言えば「できない理由」を探さない真摯な会社でした。
また、住まいに対する価値観が同じだったことも決め手の一つです。
リフォーム後の住み心地は?
妻も子どもたちも大満足。意外だったのはご近所の方々の評判です。
「なんのお店ですか?」や「どこの会社に頼んだのですか?」など、通りがかった人に尋ねられることもしばしば。
どうやらレトロ感のあるカフェ風の外観が道行く人の目に留まったようです。
家族だけでなくご近所の方にも注目されている点がうれしいですね。わが家のリフォームは大成功です。