本のない暮らしへ

本のない暮らしへ

本のある暮らし【vol.9】

「本のある暮らし」というタイトルがついているのに、「本のない暮らし」とは一体どういうこと?と、お思いになるかもしれません。しかしながら我が家のように着実に本が増え、スペース的に限界がきてしまい、泣く泣く手放さねばならない状況にもなるご家庭もいらっしゃるはずです。そんな時、皆さんのお宅ではどのように本を処分しますか?ヒモでくくってごみ置き場に出してしまう?それとも友人や知人に譲る?
本好きな我が家では不要な本は売ります。薄情なほどバッサリ売ってしまいます(笑)。ごみにしてしまうのはもったいない、誰かに押し付けるように譲るのもしのびない…それならば、お気に入りの本を見つける喜びや楽しみがある古本屋さんで、うちでは「不要になった本」でも、もう一度「必要な本」として誰かの手にわたってほしいと願うからです。
今回は不要になった本を古本屋さんに買い取りをしてもらう際の、ちょっとしたコツをご紹介。今まで一緒に暮らしてきた本に感謝をし、そして新たな旅立ちをしてもらうことで、心も暮らしも晴れ晴れとした気持ちになれる術をお教えします。

お手軽クリーニング

さて、本の買い取りをしてもらう際にぜひやっていただきたいのが、本のクリーニングです。理由は単純。きれいな本のほうが査定金額も高くなるからです。今までありがとう!の思いを込めて、ご家庭にある身近なアイテムで、お手元の本をきれいにしてあげましょう。
まず、表表紙や裏表紙などブックカバーの汚れにかかせないのが、色のない白い消しゴム。円を描くように、クルクルと消しゴムを回しながら汚れを落としていくのがおすすめです。それでも落ちないときは、除光液をご用意。マニュキアを落とすように、コットンパフに少量しみこませてさっと汚れをふき取ってください(ただし、表面がつるつるのビニールコーティングされたカバーのみ対応。紙だと液が染みる場合があるのでご注意を)。
絵本などお子様が表紙にシールを張り付けてしまった場合は、シールに除光液を1~2分ほど染み込ませ、そのあと柔らかいティッシュで拭き取り、消しゴムをかけるとシール独特のベタつきもなくスッキリきれいになります。 その他、家庭用中性洗剤2:水8の割合の掃除液をつくり、霧吹きボトルに詰め替え、その液を布にスプレーして軽く拭いてあげる方法も。裏表ばかりでなく、紙面にも落書きや線引き箇所がないかのチェックを忘れずに!

付属品はとっておく

本についているキャッチコピーなどが書かれた「帯」。これがあるのとないのでは、査定価格に差がでるのをご存じですか?はじめから買い取りを意識しているなら付録や箱なども捨てずにとっておき、新品で売られている状態に戻して査定に持ち込むといいでしょう。

前準備でプラスアップ

「○巻で完結」「上下巻」などその作品をセットでお持ちなら、やはりまとめて買い取ってもらうのがベター。また、コミックや美術書などそれぞれのジャンルに強いお店のほうが、一般的な古本屋さんよりも査定額は高くなる傾向にあります。近場で手軽に…もいいかもしれませんが、買い取りの前段階で販売店の特徴を調べておくのも賢い手ですね。

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