二世帯住宅にリフォームする?</br>3つの種類とそれぞれの特徴

二世帯住宅にリフォームする?
3つの種類とそれぞれの特徴

公開日 : 2019.1.25

住まい 建築

今のお住まいを、二世帯住宅にリフォームしたいとお考えの方はいらっしゃいませんか?二世帯住宅の種類を大きく分けると「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3つがあります。
今回は、これら二世帯住宅3種類のそれぞれの特徴についてご紹介します。

完全同居型二世帯住宅

玄関・トイレ・キッチン・浴室・リビングなどの設備を二世帯で共有するスタイルの住宅です。分けられている空間としては、寝室などの部屋が個別にあるのみです。その他のほとんどの設備は全て共有する形になっています。

完全同居型二世帯住宅のメリット
このスタイルの二世帯住宅は、ほとんどの設備を共有するため、ほとんどの時間を共有することになります。「二世帯住宅」というよりも、昔ながらの大家族のような空気感で、毎日を楽しく過ごすことができるでしょう。さらに建設費の面に関しても、このスタイルが一番費用を抑えられます。

完全同居型二世帯住宅のデメリット
世帯によって生活リズムが異なる場合は、一方が起きている時にもう一方が眠っているという状況も考えられます。物音が気になることがあるかもしれません。

部分共有型二世帯住宅

部分的に設備を共有するスタイルの住宅です。共有したい設備と共有したくない設備を希望によって指定することが可能です。例えば、トイレとキッチンだけは2つずつ作り、別々に使用するということができるのです。

部分共有型二世帯住宅のメリット
このスタイルは共有設備を選ぶことができるということもあり、自由度が一番高くなっています。都合に合わせて何でもカスタマイズできるところが良いですね。

部分共有型二世帯住宅のデメリット
きちんと二世帯で話し合って共有設備などを決定しなければ、後々トラブルになることも考えられます。お互いに配慮をする必要があるでしょう。

完全分離型二世帯住宅

同じ敷地内にはあるのですが、完全に空間を分離させてある住宅のことを言います。それぞれに玄関もキッチンもトイレも付いていて、どちらも住宅として完結しているタイプのスタイルとなっています。

完全分離型二世帯住宅のメリット
二世帯ともお互いを気にせず、それぞれのライフスタイルを確立していくことができるところが、このスタイルの大きなメリットです。

完全分離型二世帯住宅のデメリット
2つの建物を建てられるくらいの、広い土地と大きな金額が必要になります。余裕がなければ厳しいかもしれません。

□最後に
今回は、二世帯住宅の種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。それぞれにメリットとデメリットがあるのですね。あなたの家族に最適なスタイルを選んで、二世帯住宅での快適な暮らしを手に入れてください。

 

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