外構工事の予算はどのくらい必要なのでしょう…?

外構工事の予算はどのくらい必要なのでしょう…?

新しい住宅地などの街並みを見ていると、素敵な建物に思わず足が止まるときありますね。
目に留まるお住まいは必ずと言っていいほど「庭」もきちんと考えられています。建物を更に引き立ててくれる庭があると、建物が益々素敵に見えますね。

一方、砂利や土の庭にポツンと建っていると、素敵な建物も魅力が半減して見えてしまいます。こんな風景にあうと「ああ残念、予算が足りなかったのかな?それともこれから外構工事をするのかな?」等と余計なお世話の考えが頭を巡ってしまいます。住まいは建物だけでなく「庭」も含めて完成するものだと心から実感する瞬間です。
では、こんな残念な結果を招かないためにはどうしたらいいのでしょう?

建物は、建築会社により坪単価があったり、施工事例の金額が開示されていたりしてなんとなくおおよその予算をイメージすることができますね。モデルハウス等にいけば、これくらいの広さでこんな設備だと概算いくらなどと、おおよその予算を示してもらえる場合もあります。
一方、外構工事は坪単価という考え方がありません。コンクリート工事や、芝はりの施工であれば坪いくらというのもあるでしょう。ただしそれ以外の工事、カーポートや門扉、植栽、花壇や石張りなど全てを含めて「坪いくら」という表示は外構会社の立場からすると困難です。
カーポートや門扉、石などの素材には数え切れないほど多くの種類があり、何を使うのかにより、同じ面積でも全く違う金額になってしまいます。

まず大切なのは、住まいづくりの資金計画を立てる段階で、必要な予算として外構費用を計上しておくことです。一般的に言われているのは、建物予算の10%を外構工事の予算とする考え方です。この考え方は計画の初期段階で目安にするには間違いとは言えませんが、土地の状況(特に高低差に注意!)やこだわりによって金額が大きく動くことを考えなければなりません。
金額を把握するために確かな方法としては、実際に見積をとってみることです。しかも1社ではなく3社位を目安にするといいと思います。
見積りの精度を上げるためには、まずどんな庭にしたいのか、庭をどう使いたいのかを考える必要があります。その上で、どんな工事をしてほしいのかまとめましょう。その時「絶対欲しい物」「譲れるもの」「あったら嬉しい程度のもの」と重要度の順位を考えることも大切です。
要望がまとまったら、いよいよ見積をとります。建物を建ててもらう建築会社からの紹介も可能ですし、ホームセンターでも外構工事を受け付けています。また外構会社を無料で紹介するセンターもあります。センターなどを利用して外構専門会社複数社から直接相見積りをとることができるので便利かもしれません。同じ工事を依頼しても、その会社の強みを活かした、(デザインに強い、木に詳しい、仕入れ値が安いなど)提案と見積りを受けられますので、最初に組んだ予算で足りるのか?予算を重視するなら、工事個所を絞るのか?具体的に検討することもできます。
思ったより予算が必要なことが分かったら、工事を何回かに分けることも検討するといいでしょう。最終形を頭に描きながら,どうしても必要な部分を一期工事とし、次に必要な部分を2期工事、次を3期工事。例えば3年後に完成する庭というのも、住まいづくりがそこまで続く楽しみと考えれば、選択肢の一つにする価値があると思います。
外構工事の見積りは部分ごとに見積もりがでています。エントランス工事○○円、カーポート○○円、デッキ○○円・・・とこんな感じです。(それぞれ材料と工事が別途記載されることが多いです。)見積もりを見ながら自分達で取捨選択をすることもできるので、自分達らしい予算の組み方を楽しんでみて下さい。

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