高い断熱性と気密性をもつ注文住宅をつくりませんか?
公開日 : 2021.9.22
運営スタッフ 暮らしのブログ注文住宅をお考えの方にぜひ知っておいていただきたいのが、高気密高断熱住宅です。この住宅は高い気密性と断熱性をもつのが特徴的です。この記事で、高気密高断熱住宅について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
高気密、高断熱とは?
そもそも、高気密な家、高断熱な家がどのようなものかイメージできない方もいらっしゃるでしょう。そこで、これらについて説明します。
高気密な家
まずは、高気密な家についてです。この家の特徴は隙間が少なく、冷暖房効率が良いことです。腕のいい大工さんが丁寧に住宅を建設したとしても、壁や天井、床などにちょっとした隙間はできるものです。
そこから空気が出入りするため、熱い空気や冷たい空気が室内に入り込んだり、室内の空気が外に出たりして、冷暖房の効きが悪くなります。
しかし、高気密な家では、断熱材や気密テープなどを用いることで、この隙間をつくらないようにし、冷暖房効率を上げます。
高断熱な家
次に、高断熱な家についてです。この家の特徴は、夏は涼しく、冬は暖かく室内で過ごせることです。外気の温度は家の壁や窓を通して家の中に伝わります。
しかし、高気密な家では外壁と内壁の間に断熱材を入れたり、断熱性の高い窓を採用したりすることで、外気の温度が室内に伝わることを防ぎます。
高気密高断熱住宅はこれらの両方の特徴をもった住宅です。そのため、冷暖房で快適な温度にした室内の空気が逃げにくく、外の暑さや寒さの影響を受けにくくなります。
効率よく室内を暖めたり冷やしたりでき、中にはストーブ1台で家中を暖められるほどのエネルギー効率の高い家も珍しくはありません。
高気密高断熱住宅のメリットとは
上記で高気密高断熱住宅の特徴を知っていただけたと思います。ここでは、この住宅のメリットを3つ紹介します。
住宅内の温度を一定に保ちやすい
夏に家の中も蒸し暑かったり、冬に室内でも底冷えしたりするのは過ごしにくいでしょう。しかし、高気密高断熱住宅は外気温の影響を受けにくいため、快適な室内温度を保ちやすくします。そのため、リビングは暖かいが廊下や洗面所は寒いといった場所ごとの温度差を生じにくくできます。
省エネで家計に優しい
先程紹介したように、高気密高断熱住宅は冷暖房効率が良いため、光熱費を抑えられます。これから何十年と暮らしていくことを考えると、かなりの節約効果を期待できます。
ヒートショックを防止できる
ヒートショックは急激な温度変化によって起こり、これが原因で亡くなる方は交通事故の死亡者数の数倍と言われています。しかし、高気密高断熱住宅では、住宅内の温度差を少なくできるため、ヒートショックを防止できます。
高気密高断熱住宅をつくる際に確認したいポイントを紹介します!
ここでは、実際に高気密高断熱住宅をつくるとなった際に確認したいポイントを2つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
断熱材
壁や天井、床に配置する断熱材にはいくつかの種類があり、どのように施工するかで住まいの性能が大きく変わります。
窓サッシ
壁と比べ、窓サッシは厚みが少ないため、暖気や冷気が侵入しやすいポイントです。そのため、どのような材料を使用するのかしっかりと確認しましょう。特に、リビングや寝室などの大きな窓は熱損失が大きくなるため、注意が必要です。
■まとめ
今回は高気密高断熱住宅について解説しました。この住宅の特徴は室内の空気が逃げにくいことと、外気温の影響を受けにくいことです。そのため、住宅内の温度を一定に保つ、家計に優しい、ヒートショックを防止できるといったメリットがあります。
注文住宅をお考えの際はこの住宅も検討してみてはいかがでしょうか。
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