鉄骨造住宅と木造住宅どちらにするべき?注文住宅を建てる際の参考に!
公開日 : 2021.11.12
運営スタッフ 暮らしのブログ「鉄骨造住宅と木造住宅のどちらが良いのだろう」「それぞれの特徴について知りたい」このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、鉄骨造住宅と木造住宅のメリットとデメリットを紹介します。注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
鉄骨造住宅と木造住宅の特徴について
どのような特徴があるのだろうとお考えの方も多いでしょう。そこでまずは、それぞれの特徴について解説します。ぜひ参考にしてください。
鉄骨造住宅とは?
鉄骨造住宅とは、柱や梁に鉄骨が使われている住宅のことです。その鉄骨には重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があり、鉄骨の厚さによって分けられています。また、鉄骨造住宅には「軽量鉄骨ブレース工法」と「重量鉄骨ラーメン工法」という2つの工法があるため、新築を建てる際はそれぞれの特徴を知っておきましょう。
木造住宅とは?
木造住宅とは、壁や柱などの構造体に木材を使っている住宅のことです。日本の気候や風土に合わせて建てられているのが特徴です。木造住宅にも、「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法」という2つの工法があります。
木造軸組工法で建てられているケースが多いですが、最近はツーバイフォー工法も人気なので、どちらにするのかを担当者としっかり話し合いましょう。
鉄骨造住宅のメリットとデメリットとは
鉄骨造住宅のメリット
まずは、鉄骨造住宅のメリットを紹介します。
1つ目は、開放感のある間取りを実現できることです。木造住宅よりも壁や柱の量が少なくなるため、吹き抜けや広いリビングなど、開放的な間取りを実現できるでしょう。
2つ目は、一定の品質を維持できることです。鉄骨は工場で大量生産されるため、誰が作っても一定の品質を保てます。職人の能力による品質のブレを防げるでしょう。
3つ目は、火災保険料が安くなることです。保険料の算定に構造の材質が影響するため、木造住宅に比べて火災保険料が安くなります。お金を節約したい方にはぴったりですね。
鉄骨造住宅のデメリット
次に、デメリットを紹介します。
1つ目は、建築コストがかかることです。木造よりも工期が長く、材料費も高いため、全体的なコストが高くなる可能性があります。リフォームや増改築をする際も同じなので、注意しましょう。
2つ目は、断熱対策が必要になることです。強度があるため壁を薄くしたり、少なくしたりできますが、その分断熱性や気密性が低くなる可能性があります。快適に暮らすための断熱対策を行いましょう。
木造住宅のメリットとデメリットとは
木造住宅のメリット
まずは、木造住宅のメリットを紹介します。
1つ目は、夏は涼しく、冬は暖かいことです。木には天然の断熱効果と調湿効果があるため、気候に合わせて快適な室内環境を維持できます。一年を通じて、心地よい暮らしを実現できるでしょう。
2つ目は、気密性が高いことです。鉄骨造よりも柱や壁の数が多くなるため、隙間が少なく気密性の高いつくりになります。
3つ目は、建築コストを抑えられることです。鉄骨造よりも安い価格で建てられるでしょう。
木造住宅のデメリット
次に、デメリットを紹介します。
1つ目は、間取りの自由度が低くなることです。耐震性を確保するために、鉄骨造よりも柱や壁の数が多くなってしまいます。そのため、実現できない間取りがあるということも覚えておきましょう。
2つ目は、品質にばらつきが生まれることです。在来工法の場合は、部材を1つずつ組み立てていくため、品質に差が生まれることもあります。
■ まとめ
この記事では、鉄骨造住宅と木造住宅のメリットとデメリットを紹介しました。また、それぞれの特徴についても解説しました。
どちらにしようかお悩みの方の参考になったのであれば幸いです。注文住宅をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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