「住みたいエリア」「建てたい家の大きさ」「住みたいエリアの地下相場」、実際に動き出すその前に、この3つを家族内で決めておくことが土地探しのコツです。
具体的に何を決めるのか、なぜ決めた方が良いのかを本記事では解説いたします。
目次
1つ目の項目:住みたいエリアを想定しよう
まずは、住みたいエリアの選定とそこに住む理由を考えてみてください。
利便性、価格、広さ、通勤・通学の便など、家族みんなで優先順位について話し合います。
何が分かるの?何に役に立つの?
住みたいエリアが決まれば、その地でどんな生活を送るのか、家族それぞれのライフスタイルが見えてきます。
例えば、「パパは電車で通勤。だから駅までのアクセスはいい方がいい」や「評判のいい〇△小学校学区で、なるべく安全に通学できる場所に。」「日々のお買い物はもちろん、老後のことも考えスーパーや病院等、利便性は外せないな。」などです。
2つ目の項目:建てたい家の大きさを想定しよう
住みたいエリアを想定したら、次に、家族構成をもとに、平屋それとも2階建て?駐車スペースは何台必要?親との同居は?ペットと一緒?など、どんな暮らしを誰としたいかをベースに必要な家の広さ、間取りを想定してみてください。
何が分かるの?何に役に立つの?
住まいの間取り(部屋数など)がわかれば、必要となる土地の広さが想定できます。土地探しの判断基準として欠かせません。
例えば、家族4人。将来は子どもたちの部屋も一つずつ必要ね。できればのびのびとした平屋にあこがれるけど・・・。2台以上の駐車スペースは必須条件。小さな空間でもいいから、日当たりのよい庭が欲しいな、などです。
3つ目の項目:住みたいエリアの地価相場を調べよう
インターネットなどを活用し、住みたいエリアの土地取引相場(坪単価など)を調べましょう。「土地 〇〇〇(地名)」「不動産 〇〇〇(地名)」などで検索できます。
何が分かるの?何に役に立つの?
地価相場が分かれば、土地探しを始める前に自分たちの要望と実際に必要な予算のバランスがとれているのかがわかります。
「住みたいエリア」と「建てたい家の大きさ」を想定した結果をもとに希望エリア近郊の土地を調べてみると、想定してる条件を全部兼ね備えた土地の相場がかなり高めなケースが多いです。
こんなに土地にお金を掛けてしまっていいのかな?何か妥協が必要かな?などと不安も抱かれるかもしれませんが、今は深く考えなくてOKです!
上記3つを決めていくと、こんなことが気になってくるはず
- そもそも私たちの総予算はいくらぐらい?その中で土地にかけられる金額は?
- 建てたい家の大きさから割り出すと、建物に必要な金額はどれくらい?
- 土地にはどんな法律や条例があるの?購入する際の注意点は?
- 土地、建物、資金計画。何を優先すればいいの?何か妥協しなければならないの?
- おおまかな判断基準はできたけど、実際に土地を見に行って良し悪しが判断できるのか心配。
- 土地はどんな情報源をもとに、いつ、どんなタイミングで見に行ったらいい?誰に相談したらいい?
上にあるような疑問やお悩みが新たに出てきた方、当然です。むしろそれでいいのです!
住まいづくりは土地探しだけでは終わりません。
建物のことも考えながら、適した土地を見つける上では、建物の間取りや資金など、全体像を踏まえつつ、土地を探す必要があります。
これらの悩みを解決するために私たち住宅アドバイザーは存在します。
最初に書いた3つの項目、これらが定まっていれば、あとはあなたの希望をすまいポート21にお伝えください!
そこからはプロの目線や情報網も活用しながら、自分たちの住まいづくりや土地探しを進めましょう!
いきなり土地探しを始めない方がいい理由
ここまでの内容を踏まえずにいきなり土地探しを始めると、どうしても価格が高くなりがちな整形地にばかり捕らわれ、建物に掛けられる予算を圧迫してしまうケースが多いです。
一般的に土地の価値が高いとされる整形地に住むことが即ちその後の住まいづくりの全てが成功、とはならないように、狭小地や変形地に住むことがイコール失敗にはならないのです。
住まいづくりは土地探しだけのことを指してはいません。
自分たちに合った土地に、自分たちに合った建物を建てて初めて満足のいく住まいづくりができるものです。
妥協ではなく、土地の活用術を知るために、私たちすまいポート21をぜひ一度お試しください!
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