【2024年9月最新】注文住宅の見積もり完全ガイド|流れから見方まで徹底解説

【2024年9月最新】注文住宅の見積もり完全ガイド|流れから見方まで徹底解説

公開日 : 2024.9.21

お役立ち情報 住まい

注文住宅の見積もりは、家を建てる上で非常に重要なステップです。この記事では、見積もりの流れやタイミング、見積書の見方、比較する際のポイントについて詳しく解説します。

注文住宅の見積もりは2種類ある

概算見積もりと詳細見積もりの違い

注文住宅を建てる際に、最初に提示されるのが「概算見積もり」です。概算見積もりは、設計図面が完成する前の段階で、ざっくりとした費用を把握するためのものです。一方、「詳細見積もり」は、設計図面が完成した後に作成される、より詳細な見積もりです。概算見積もりと詳細見積もりの違いを理解することで、注文住宅の費用をより正確に把握することができます。

概算見積もりとは?どういった内容が含まれるかを解説します。

概算見積もりは、設計図面が完成する前の段階で、建築費用を概算で算出したものです。そのため、詳細な仕様や設備が決まっていない場合が多く、あくまでも目安として捉える必要があります。概算見積もりには、以下の項目が含まれていることが多いです。

*建築面積
*建物の構造(木造、鉄骨造など)
*外壁・屋根材
*窓・玄関ドア
*キッチン・浴室・トイレなどの設備

概算見積もりは、複数のハウスメーカーや工務店から取得し、比較検討することで、それぞれの会社の価格帯やサービス内容を把握することができます。

詳細見積もりとは?具体的な項目とその意味を説明します。

詳細見積もりは、設計図面が完成した後に作成される、より詳細な見積もりです。概算見積もりと比べて、具体的な仕様や設備が決まっているため、より正確な費用を把握することができます。詳細見積もりには、以下の項目が含まれています。

*建物本体価格
*付帯工事費
*諸費用

詳細見積もりは、注文住宅の費用を正確に把握するために、必ず確認しておきましょう。
詳細見積もりには、建物本体価格や付帯工事費、諸費用が含まれます。

見積もりの流れとタイミング

予算と希望条件の決定

注文住宅の見積もりを取る前に、まず自分の予算と希望条件を明確にすることが重要です。予算は、住宅ローンを含めた総額を把握しておきましょう。希望条件は、間取りや内装、設備など、具体的なイメージを固めておくことで、見積もりの比較検討がスムーズに行えます。

情報収集とハウスメーカー・工務店の選定

予算と希望条件が決まったら、次は情報収集とハウスメーカー・工務店の選定です。住宅展示場やインターネットで情報を収集し、自分の希望に合った業者を選びましょう。複数の業者から見積もりを取って比較検討することで、より良い条件で注文住宅を建てることができます。

概算見積もりの依頼と比較

複数のハウスメーカーや工務店に概算見積もりを依頼し、比較検討します。概算見積もりは、設計図面が完成する前の段階で、ざっくりとした費用を把握するためのものです。そのため、詳細な仕様や設備が決まっていない場合が多く、あくまでも目安として捉える必要があります。概算見積もりを比較検討することで、それぞれの会社の価格帯やサービス内容を把握することができます。

見積書の見方とチェックポイント

建物本体工事費(本体価格)

本体価格は、家の骨組みや基礎工事にかかる費用を指します。注文住宅では、建物の構造や素材によって本体価格が大きく変わります。木造、鉄骨造、RC造など、それぞれの構造の特徴を理解し、自分の希望に合った構造を選びましょう。

付帯工事費(別途工事費)

付帯工事費には、地盤改良や電気工事など、家本体以外の工事費用が含まれます。地盤改良は、地盤の強度が不足している場合に行う必要があり、費用が大きく変動する可能性があります。電気工事は、照明器具やコンセントの設置費用などが含まれます。

諸費用

諸費用として、住宅ローン手数料や火災保険料などが計上されます。住宅ローン手数料は、住宅ローンの借入額によって異なります。火災保険料は、建物の構造や規模によって異なります。

見積書の比較ポイント

見積もり条件を統一する

複数の見積もりを比較する際には、見積もり条件を統一することが重要です。例えば、同じ面積の建物、同じ構造、同じ仕様で比較するなど、条件を揃えることで、より正確な比較ができます。

異なるタイプの業者も比較

ハウスメーカー、工務店、設計事務所など、異なるタイプの業者から見積もりを取得し、比較検討しましょう。それぞれの業者には、得意分野や価格帯、サービス内容などが異なります。複数の業者から見積もりを取ることで、より良い条件で注文住宅を建てることができます。

コストが変動する要因を確認

見積もりは、建物の仕様や設備、工事内容によって変動します。見積もりが変動する原因を業者に確認し、後々のトラブルを避けるために注意しましょう。例えば、地盤改良の費用は、地盤の強度によって大きく変動します。また、設備のグレードによっても費用は大きく変わります。

予算オーバーの対処法

優先順位の見直し

予算オーバーになった場合は、まず、希望条件の優先順位を見直してみましょう。優先順位が低い項目を見直すことで、コストを削減できます。例えば、内装の素材や設備をグレードダウンしたり、間取りを少し変更したりすることで、予算内に収めることができます。

素材や設備の変更

使用する素材や設備のグレードを見直すことで、予算内に収めることが可能です。例えば、キッチンや浴室の設備をグレードダウンしたり、建材を少し安価なものに変更したりすることで、コストを削減できます。

外構工事の見積もり検討

外構工事は、建物本体とは別に費用がかかります。外構工事のみ専門の会社に見積もりを依頼することも一つの方法です。外構工事の費用は、規模や内容によって大きく変動します。

相談と交渉

他社よりも高額な項目について、業者に相談し、コスト削減の余地を探りましょう。例えば、建材の仕入れ先を変更したり、工法を見直したりすることで、コストを削減できる場合があります。

まとめ

注文住宅の見積もりは、複雑で、様々な要素が絡み合っています。予算オーバーを防ぐためには、事前にしっかりと情報収集を行い、見積もりを比較検討することが重要です。また、業者とのコミュニケーションを密にすることで、自分の希望に合った注文住宅を建てることができます。

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