新築の注文住宅を検討するとき、土地探しから建築会社選びまで、いったいどこから手をつけてどう計画すればいいのかわからないと悩みを抱える方がいらっしゃいます。
思うように住まいづくりの計画を進めるためには、全体の流れを把握することが大切です。
そこで今回は、施工開始までの流れや住まいが完成するまでの期間をご紹介します。
目次
◆STEP1【まずは資金計画を】
まずは「資金計画」です。
建てたい住まいを先に考えてしまうと、必要になる資金がどんどん膨らんでしまう恐れがあります。
住まいの建築資金がいくらなのかを考え、「これなら無理がない」と言える資金計画を作りましょう。
資金計画をしたら理想の住まいを検討し始めます。
◆STEP2【土地を絞る】
住まいを建てるには土地が必要です。
どんな暮らしをしたいのかを考え、周辺施設・交通アクセス・街の雰囲気・土地の価格など、判断材料を用意していくつか土地の候補を絞ります。
全てを兼ね備えた土地はなかなか見つかりません。
理想に近い土地に出会うためには、必ず条件の優先順位をつけることが重要です。
土地を絞ったら「買付証明書」で土地を仮押さえしましょう。
◆STEP3【建築会社を選ぶ】
注文住宅をする際に慎重になるのが、建築会社選びです。
信頼できる建築会社を選ぶためには、対応の仕方や見積書の記載が曖昧でないか、無理に契約を迫ってこないかなどをチェックしましょう。
ハウスメーカーか工務店のどちらを選ぶかは、それぞれの特性を活かして、あなたが望む住まいのにとってプラスになる方を選ぶと良いでしょう。
◆STEP4【住宅ローンに申し込む】
住宅ローンを申し込み、事前審査を受けましょう。
住まいのプランだけでなく、資金計画も同時に進めなくてはいけません。
住宅ローンは審査に時間がかかるので、あらかじめ必要書類を準備しておくと安心です。
ローンの種類は家庭の経済にあったものを選びましょう。
◆STEP5【土地の契約】
住まいのプランが決まったら、土地の契約をしましょう。
契約には、念のため住宅ローン特約をつけておくと安心です。
住宅ローンが通らなかった場合には契約を白紙に戻すことができます。
◆STEP6【いよいよ施工開始】
ここまできたらあとは住まいの完成を待つのみです。
地鎮祭や土地調査、基礎工事から住まいの建設まで工程は長いです。
だいたい施工期間は7ヶ月前後が目安ですが、工法によって変わるので建築会社に確認してください。
◆【入居したい1年前には建築会社に依頼できるように】
建築会社に依頼して住まいのプランを決定する過程にも、3~6ヶ月ほど時間がかかると予想されます。
こだわりたいところについて十分に検討し、希望の時期に入居するためには、だいたい1年前には建築会社に依頼できる段階まで計画を進めておくのが良いでしょう。
◆【さいごに】
新築注文住宅を建てる際の流れと期間についてお伝えしました。
思った通りの計画を進めたい、何かあったときに対応できるようにしたいなら、全体の流れを知っておくことが大切です。
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