「インテリア」という言葉からどんなことを思い浮かべますか?家具・カーテン・照明…。
住まいづくりにおけるインテリアはそういったもののみならず、床材や壁材など内装全般、飾る棚の高さや、造作のデザインまで広範囲に及んでいます。
そしてこれらの要素が住まいの表情を決める重要な部分です。住まいの表情とは、それぞれの施主様の「自分らしさの表現」だと思います。同じ間取りであってもインテリアが違えば全く異なる印象の表情を持つ住まいになります。いかに自分らしい住まいに仕上げるかの部分で、お手伝いしているのがインテリアコーディネーターです。
インテリアコーディネートをする上でもっとも大切にしている事は、『お客様と信頼関係を築く』という事です。お客様の言葉に真摯な態度で耳を傾けて、その方の家に対する想いや、ものの考え方、どういうものがお好きかを理解する。新しい家に飾りたい絵や小物からでも、どんな住まいを求めているのか分る事があります。これは、20数年に及びたくさんのお客様と出会ったことで培われた部分でもあるのかな…と自負しています。(笑)
実際にコーディネートの提案をする時には、複数のプランをご提案しています。なぜなら、お客様が選択されるものを見て、より深くその方を知り、次の提案に生かすことが出来るからです。その際、気をつけていることは、プラン変更にまつわる見積り変更をきちんと提示するという事です。あくまでお客様の予算内での最高の提案を心がけています。
お客様にも心がけてほしいこともあります。それは「出来るだけ良質の物をみて、理想を求める」という事です。先ずは、予算度外視でいいので希望することをすべて話してみてください。コーディネーターは、そこからお客様が望んでいるものの理想をキャッチして、あとは予算内で理想の雰囲気に近づけるような素材・商品を提案します。
例えば、将来本当にほしかった家具をひとつだけ買っても、部屋の雰囲気や他の家具と違和感が無い、そんな住まいづくりのお手伝いをしていきたいと考えています。将来にわたっても満足できるような住まいづくりをしておくことがとても大切なことなのです。
あとは、とにかくインテリアを考えることを楽しんでください。本来インテリアを考えることはとても楽しいことですし、住まいづくりの最後の大仕事でもありますので充分に楽しみましょう。そこから自分らしさの表現が始まります。
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